任意売却のメリット、デメリット
任意売却は、不動産を売却して返済にあてるという点では競売と同じですが、競売に比べてたくさんのメリットがあります。
メリット1:市場価格に近い高値で売却できる可能性が高い
まず1つは、市場価格に近い高値で売却できる可能性が高いという点です。
これは買い手側から見て、面倒で時間がかかる競売手続きを省略して物件を手に入れることができますし、
物件の内部や情報を確認できる。 不法占拠の心配がない。 ローンが組みやすい等 のメリットがありますので高値がつきやすいということです。
メリット2:不動産売却後の残債について柔軟な対応ができる
次に2つめは、不動産売却後の残債について柔軟な対応ができるという点です。
残債が残った場合、残債について、任意売却の仲介業者と債権者との話し合いの中で柔軟な対応をしてもらえることも少なくありません。
メリット3:表面上は通常の不動産売買と変わらないので、周囲の人に知られにくい
3つめは、表面上は通常の不動産売買と変わらないので、周囲の人に知られにくいという点です。
また、引越し代を出してもらえるケースがある、抵当権抹消費用や抵当権解除による書類費用も債権者が負担する、等も大きなメリットと言えます。
デメリット
一方デメリットは競売と比較して短期間で自宅を退去しなければならないことが多いことや、内覧、契約などの手続きに関与する必要があることがあげられます。